生きることは、しばしば旅に喩えられる。 その旅の中では、多くの苦しみや悲しみや怒り、そしてときに喜びがある。 この宇宙にある、あるいはあった、そしてまたあるであろう無数で無限の旅を思えば、今ここで感じている起伏は淡々と味わうべき何かになるだろう。 藤井風の『旅路』に触発されてできた作品でもある。